重要古文単語315 四訂版 例文音読・入試問題 第一章 やがて/すなはち/やうやう・やうやく/やをら・やはら
例文音読 やがて/すなはち/やうやう・やうやく/やをら・やはら
入試問題 やがて/すなはち/やうやう・やうやく/やをら・やはら
「ここにもさ思ふことなり。さらば申さじ」とのたまふを、いとうれしと思はれけるに、いかに思しなりにけることにか、やがて問ひごともなく、なり給ひにければ、
① 即座に
② まったく
③ そのまま
④ しばらくして
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解答 ③
美仲身に余るうれしさに、帰るすなはち、しれる限りの人々にも、しかじかのよし語り聞かせてほこりけるを、稲荷山の神職羽倉東満このよしを聞きて、をこがましきことと思ひつつ、やがて大納言殿の御許に参りて、
① さらに
② そのまま
③ たまたま
④ しぶしぶ
⑤ なんとかして
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解答 ②
家通朝臣帰りまゐりて、このよしを奏しければ、やがて御返しつかまつるべきよし、仰せられければ、
① ともかく
② あわてて
③ しばらくして
④ あとで
⑤ すぐに
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解答 ⑤
やがてそれより押し返し、北野にまゐらせたまふほどの道いと遥かに、辰巳の方より戌亥の方ざまにおもむかせたまふ。
① そのまま
② 一方では
③ さて
④ 早くも
⑤ 少し経って
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解答 ①
この男、生き出でて、目を見合はせて、「この世にては、今はいかにもかなふまじきぞ」とばかり言ひて、やがてまた死ににけり。
① 次第に
② そのまますぐに
③ だいぶたって
④ 再び
⑤ 静かに
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解答 ②
すなはち僧を呼びて、たちまちに浄き畳に据ゑて、守向かひて問ひていはく、「聖人いかなる勤めかまします」と。
① すぐに
② いいかえれば
③ しばらくして
④ ついに
⑤ そっと
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解答 ①
即ち経を取り出だしたてまつりて、心を一つにして書き畢へたてまつりつ。
① そこで
② 言い換えると
③ そのまま
④ そっと
⑤ すぐに
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解答 ⑤
その後、この女、たづね行かんとしけれど、父母(ちちはは)ありけるゆゑにて許さざりければ、ただ一人出でて行きけるに、やうやうその国までかかぐり着きにけり。
① だんだん
② 自然と
③ やっとのことで
④ だいぶ
⑤ さまざまに
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解答 ③
さ言ひてあるべきことならねば、我にもあらで、馬に乗りて、親の御もとへ帰り給ひて、心地のいみじく悪しかりければ、やをら臥しぬ。
① 急いで
② のんびり
③ いきなり
④ 静かに
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解答 ④
さる程に、権亮少将、おはする音すれば、やをら、立ち出でて、いま来るやうにて、うちこわづくれば、ありつる所へ入れつ。
① いきなり
② 急いで
③ 堂々と
④ そっと
⑤ ようやく
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解答 ④
日もやうやう暮れぬれば、やをらすべり入りて、この人を奥にも入れず、女、くやしと思へど、制すべきやうもなくていふかひなし。
① 思ったとおり
② そのまま
③ 突然に
④ だんだんと
⑤ そっと
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解答 ⑤
やをら人もなき廊(らう)にさし寄せて、下りさせたまひぬ。
① そっと
② さっと
③ いきなり
④ まったく
⑤ ひとりでに
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解答 ①