重要古文単語315 四訂版 例文音読・入試問題 第一章 をこなり/むげなり/なかなかなり
例文音読 をこなり/むげなり/なかなかなり
入試問題 をこなり/むげなり/なかなかなり
問1
赤字の意味として最も適当なものを、次の①~④から一つ選びなさい。(学習院大)
夜も明けぬれば、あまねく人に問ふに、「さる人はしかしかの方へこそおはすれ」と言ひければ、心のあられぬままにその家の辺に行きて、「地蔵の示現にはあらず、法師が示現を、をこがましく」とののしりければ、
① 愚かにも
② 生意気にも
③ 嘆かわしく
④ 腹立たしく
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解答 ①
問2
赤字の意味として最も適当なものを、次の①~④から一つ選びなさい。(中央大)
かく乗りわづらふほどに、人見あひて、「あれはいかに」といひわらひけるをり、はじめてさとりにけるをこがましさよ。
① 趣のあることであったよ
② ばかばかしいことだなあ
③ 厚かましいことであるよ
④ 滅多にないことだなあ
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解答 ②
問3
赤字の意味として最も適当なものを、次の①~④から一つ選びなさい。(西南学院大)
人知れぬ年ごろの御心の中のあらまし事どもも、むげにたがひぬるさまに思(おぼ)されて、
① むだに
② むやみに
③ まったく
④ 予想通りに
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解答 ③
問4
赤字の意味として最も適当なものを、次の①~④から一つ選びなさい。(西南学院大)
むげに知らず、見ぬことを、人のさしむかひて、あらがはすべくもあらずいひたる。
① 即座に
② 無礼に
③ まったく
④ 身分違いに
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解答 ③