重要古文単語315 四訂版 例文音読・入試問題 第一章 あからさまなり/みそかなり/おろかなり
例文音読 あからさまなり/みそかなり/おろかなり
入試問題 あからさまなり/みそかなり/おろかなり
問1
赤字の意味として最も適当なものを、次の①~④から一つ選びなさい。(学習院大)
十一、二ばかりなるをのこ子、をんな子、二人の子を舟のまもりめに乗せおきて、父母は、植ゑむといふ者、雇はむとて、陸(くが)にあからさまにのぼりにけり。
① 無理をして
② 周囲に気配りしながら
③ いかにも目立つように
④ ほんの少しの間ということで
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解答 ④
問2
赤字の意味として最も適当なものを、次の①~⑤から一つ選びなさい。(成蹊大)
「あるやうあることなめり」といふに、胸騒ぐといへば、おろかなり。
① 不十分である
② 荒々しい
③ 愚鈍である
④ 冷淡である
⑤ 恐れ多い
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解答 ①
問3
赤字の意味として最も適当なものを、次の①~⑤から一つ選びなさい。(佛教大)
親しき、うときにもよらず、顧みのありなしにもよらず、かくはしりつきたるものの命かはり、年ごろ深くあひ頼みたる人の、人よりもおろかなるためし多く聞こゆるは、前(さき)の世の結縁(けちえん)によるにこそ、一度(ひとたび)は生き返りて見まほしきことなり。
① 未熟な
② 愚鈍な
③ 冷淡な
④ 親切な
⑤ 正直な
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解答 ③