重要古文単語315 四訂版 例文音読・入試問題 第一章 まうく/ゐる/具す

例文音読 まうく/ゐる/具す

入試問題 まうく/ゐる/具す

1
赤字の意味として最も適当なものを、次の①~⑤から一つ選びなさい。(清泉女子大)

弓矢の行方(ゆくへ)知らねば防ぎ戦ふに力なくて、今は疑ひなく殺されなんと思ひて、篳篥(ひちりき)を取り出だして、屋形の上にゐて、「あの党や。今は沙汰(さた)に及ばず。何物をも取り給へ。但し年ごろ思ひしめたる篳篥の小調子といふ曲、吹きて聞かせ申さん。『さることこそありしか』と、後の物語にもし給へ」といひければ、

① 座って ② 投げて ③ 向けて ④ 矢を射て ⑤ 人々を連れて行って

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解答 ①

2
赤字の意味として最も適当なものを、次の①~⑤から一つ選びなさい。(関西学院大)

大王、大いに悦び給ひて、みづから多くの狩人を具して、この男をしるべに召し具して行幸なりぬ。

① 整えさせて
② 用意させて
③ 招集して
④ 伴って
⑤ 頼みにして

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解答 ④

3
赤字の意味として最も適当なものを、次の①~⑤から一つ選びなさい。(福岡大)

十歳ばかりなる童べ二人具したり。

① 可愛がって
② 連れて
③ 備えて
④ ひれ伏して
⑤ 叱って

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解答 ②

4
赤字の意味として最も適当なものを、次の①~④から一つ選びなさい。(西南学院大)

異国の項羽(かうう)は、百万騎具すといへども、運尽きぬれば、敵高祖(かたきかうそ)に捕らはれき。

① 従える
② 捕まえる
③ 制圧する
④ 集める

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解答 ①

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