重要古文単語315 四訂版 例文音読・入試問題 第一章 いらふ/あきらむ/にほふ/ねんず
例文音読 いらふ/あきらむ/にほふ/ねんず
入試問題 いらふ/あきらむ/にほふ/ねんず
車の後(しり)のかたに花紅葉などやさしたりけむ、家の子と思しき人、「近う花咲き実なるまでなりにける日ごろよ」といふなれば、後(しり)なる人もとかくいらへなどするほどに、あなたへ舟にて皆さし渡る。
① 感謝
② 鑑賞
③ 賛同
④ 躊躇
⑤ 返事
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解答 ⑤
「誰がにかあらむ。かれに見せさせたまへ。それぞ世にある人の手はみな見知りてはべらむ」など、ただいらへさせむと、あやしき事どもをのたまふ。
① 安堵
② 交流
③ 感服
④ 返答
⑤ 失笑
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解答 ④
いと白う、すこしおもやせてらうたげなるものから、琴を調べさして、月にあくがるるさまにて外を見いでたるまみのにほひ、髪の末長くひきはへたる、えもいはずなまめいたり。
① 余情
② 美しさ
③ 色合い
④ 香り
⑤ 気配
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解答 ②
ありつる御面影のめでたさは、名残のにほひまで、わが身にしみぬる心地して、琴の音のおもしろささへ耳につきつつ、かき立つべきかたもおぼえず。
① 気分
② 栄華
③ つやつやとした美しさ
④ かおり、香気
⑤ 威光
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解答 ④
「さらば念じてこそあらめ。いと忍びてあからさまになどはなどかものせざらむ。なほここには聞かせじとなめり」とのたまへば、
① 考え直してくれ
② 残念なことだろう
③ 我慢していよう
④ 成功を祈るべきだ
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解答 ③
男いぶかりて問へど、よくよくねんじてあかさず。
① 反抗して
② 後悔して
③ 我慢して
④ 祈願して
⑤ 沈黙して
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解答 ③
稲荷(いなり)に思ひおこして詣でたるに、中の御社(みやしろ)のほどの、わりなう苦しきを念じのぼるに、いささか苦しげもなく、おくれて来(く)と見る者どもの、ただ行きに先に立ちて詣づる、いとめでたし。
① 悩んで
② 祈って
③ あきらめて
④ 我慢して
⑤ 騒いで
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解答 ④
中将をかしきを念じて、引きたてたまへる屏風のもとに寄りて、こぼこぼと畳み寄せて、おどろおどろしく騒がすに、内侍は、ねびたれど、いたくよしばみなよびたる人の、さきざきもかやうにて心動かすをりをりありければ、
① 祈って
② 想像して
③ 唱えて
④ 念押しして
⑤ 我慢して
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解答 ⑤